- 生まれたばかりの子猫を拾ったら、まず何をしたらいい?
- 生後1ヶ月以内の子猫の育て方が知りたい!
- 拾った子猫がずっと鳴いている原因は?
母猫がいない状態の小さな子猫を拾ったら、体を温めてすぐ病院に連れていくのが1番良い方法です。ただ、すぐに病院へ行けない場合もありますよね。
病院に連れていけない時のために、子猫の育て方を知っておけば、小さな命を守ってあげられます。
生後2週間の子猫を2匹育ててきた なみへーです。
私も初めて子猫を拾った時は、何をすればいいのか分からなくてネットで調べました。不明点は、病院の先生にたくさん質問して、無事にわが子2匹を育て今も元気に暮らしています♡
この記事では、生まれたばかり(生後1ヶ月以内)の子猫を拾って「すぐにやるべき6つのこと」を私の経験と、実際に病院の先生から教えてもらった知識も交えてご説明します。
育てるために必要なアイテムはこちらの記事を参考にしてください!
子猫を早めに病院へ連れていくべき理由とかかる初期費用が知りたい人は以下の記事を参考にしてください。
~このブログに登場する我が子~
生まれたて子猫を拾ったら即やるべき6つのこと
生まれたての子猫を拾ったら、1番はじめに体温を温めてあげましょう。生後1ヶ月以内の子猫は自分で体温調節ができないからです。
重要な順にやるべきことを以下にまとめました。
暖かい寝床の用意
子猫は生後1ヶ月まで体温調節が自分で出来ないので、すぐに暖かい寝床をすぐに作ってあげて下さい。
温かい寝床を作る時の重要ポイントは、以下の3点です。
- 熱すぎず、寒すぎない35度前後を保つ
- 暖かい場所と熱さから逃げる場所を作ってあげる
- 暖房器具やカイロを使う場合は、直接子猫の体に当たらないようにする
初期対応として、段ボールにタオルをたくさん敷き詰めて、カイロやお湯をいれたペットボトルを使った寝床を作ってあげましょう。
保温力が高い猫ベットを、早めに用意してあげるのがいいよ!
ミルクを飲ませる
生まれたての子猫は、歯が生えていないので子猫用のミルクを飲ませてあげましょう。
ミルクを飲ませるためにすぐに用意するべきアイテムは以下です。
- 子猫用の哺乳瓶
- 粉ミルクor液体のミルク(必ず子猫用を選ぶ)
生後1ヵ月未満の子猫はお皿からまだミルクを飲めないので、哺乳瓶で飲ませてあげる必要があります。
また猫用のミルクは、子猫用~シニア用まで種類がたくさんあるので、必ず「子猫用ミルク」を選んでください。
子猫用とシニア用、成分が違うから注意してね♪
シニア用と間違えないように「子猫用のミルクだけ」まとめた以下の記事もぜひ参考にしてください。
初めてのミルクは、なかなか上手く飲んでくれなくて悩むこともあります。ミルクの飲ませ方のコツが知りたい人は以下の記事も参考にしてくださいね!
\私が使っていたミルクと哺乳瓶はこれ/
排泄のお手伝い
子猫が自力で排泄できるようになるのは、生後3週目~4週目です。それまでは、排泄も手伝ってあげる必要があります。
やわらかい布やペット用ウエットティッシュ、ぬるま湯を用意します。
布をぬるま湯で湿らせて、陰部を軽くトントンとしたり上下に優しくさすって刺激してあげてください。
排泄の手伝いは、ミルクを飲ませる前と後の2回行います。食前に排泄させると、ミルクをたくさん飲んでくれるので必ずミルク前にも排泄させてください。
ミルク前は、ミルクをたくさん飲むため!ミルク後は、ゆっくり寝てもらうため!排泄は必ず2回やってあげてね♬
子猫の週期を確認する
子猫の見た目や体重からおよその週期を確認しておきましょう。子猫の今の特徴を知っておくことで、より適切な対応してあげられます。
週期 | 体重 | 特徴 |
---|---|---|
生後 0~1週 | 80g~200g | へその緒が4日目に取れる。 目も耳も閉じている。 |
生後 1~2週 | 200g~250g | 目が開く。 (まだ見えない) 耳が聞こえだす。 |
生後 2~3週 | 250g~400g | 目が見え始める。 少しづつ歯が生える。 よちよち歩く。 |
生後 3~4週 | 350g~500g | 爪が引っ込む。 上下運動開始。 |
生後 1ヶ月~ | 500g~700g | 乳歯が生えそろう。 自力体温調節。 |
*体重は子猫により異なるため目安にしてください。 |
生まれたての子猫と思っていたら、生後1ヶ月以降の可能性もあるよ!1ヶ月からは、食事や育て方も変わるから1度確認してみよう!
生後1ヶ月未満の子猫の周期ごとの特徴をもっと知りたい人は以下の記事で詳しく説明しています。
動物病院へ連れていく
生まれたての子猫を拾ったら、すぐに動物病院へ行きましょう。病院で、子猫が生まれて何日目くらいなのか、弱っていないかが分かるからです。
- 生まれてからの周期かわかる
- 性別がわかる
- 健康状態がわかる
- ノミ・ダニの駆除をしてもらえる
- 育て方の疑問を教えてもらえる
私たちでは、子猫の詳しい健康状態を見極められませんよね。私が行った病院は、健康状態のチェックやこれからの育て方まで教えてくれました。
この子を育てると決めていたから、私はお医者さんに1度みてもらって、たくさん質問したよ!
はじめての病院についてこちらの記事で詳しく解説しています↓
先住猫がいる場合
先住猫がいる場合、子猫に感染症がないかも調べましょう。子猫が感染症を持っている場合先住猫にうつる危険があります。
まず、先住猫と部屋を隔離して検査後に対面させてあげてね!
先住猫がいる場合の詳しい対面の手順は、以下の記事を参考にしてください。
今後育てていけるか考える
生まれたての子猫を拾ったら1番重要なのは、今後「育てる」「育てない」かを決断することです。
正直に言いますが、生まれたての子猫を成猫になるまで育てるには、自分の時間をほぼ子猫に注ぐ必要があります。
排泄→ミルク→排泄は1回で40分ほどかかるよ。それを3~6時間おきに繰り返す毎日💦
私も寝不足になったり、仕事を減らしたりして生後2週間の子猫を2匹育てました。子猫は、人間の赤ちゃんと同じように命を育て続ける覚悟を持たないと育てられません。
もし育てられるか悩んでいるなら、こちらの記事も読んでみて下さい。大変なこと幸せなことをリアルに書いています。
【まとめ】生まれたの子猫を拾ったら、弱っているなら即病院へ
今回は生まれたの子猫を拾ったら即やるべきことを紹介しました。
もし病院にいけない場合は、すぐに以下の対応をしてください。
生まれたての子猫のお世話を経験して、飼うことが可能ならそのまま育てる決断をしてほしいです。
ミルクを飲む姿や排泄のときの顔全て可愛い思い出になります。大変なことも多いですがその何倍も可愛い表情がみれますよ。
読んでくれてありがとにゃ☆
この記事も読んでみてにゃ❤