- 食事はミルク?量や与え方を知りたい。
- 仕事や外出で留守番させても大丈夫?
- 生後2週間の子猫の正常体重や行動を知りたい。
生後2週間の子猫は、母猫の代わりにミルクを与えて、排泄のお手伝いをしてあげないといけない大切な成長期です。
生後2週間の子猫を保護して育てた経験がある なみへーです。
生後2週間の子猫を初めて保護した時は、育て方が全く分からず不安でいっぱいでした。病院の先生に質問したり、ネットで調べながら必死で育てました!
この記事では、生後2週間の子猫の「育て方とコツ」「体重や行動などの特徴」を私の経験を踏まえて紹介します。
読んでいただくと、今後の成長過程も分かり、より安心して子猫の子育てができますよ。
子猫を育てるために必要なアイテムをまだ揃えていないなら、以下の記事も参考にしてください。
~このブログに登場する我が子~
生後2週間の子猫を育てる重要ポイント
生後2週間の子猫が自力で出来ないことは、体温調節、食事、排泄の3点です。そのため、育てるために以下の3つが重要なポイントになります。
暖かい寝床を用意する
生後2週間の子猫は、体温調節が自力で出来ません。体温調節ができるようになるのは、生後1ヶ月からです。
そのため、暖かくて安心できる寝床づくりが重要です。ベストな寝床を作るポイントは、以下の3つです。
- 熱すぎず、寒すぎない35度前後を保つ
- 暖かい場所と熱さから逃げる場所を作ってあげる
- 暖房器具やカイロを使う場合は、直接子猫の体に当たらないようにする
私は上記の画像のように猫ベッドにタオルを敷き詰め、カイロやお湯を入れたペットボトルをベッドに入れて寝床の保温をしていました。
子猫には、ドーム型の猫ベッドを用意してあげるのがいいよ!大きくなっても使えるサイズがいいね♬
寝床の詳しい作り方は、こちらの記事で紹介しています↓
母猫の代わりにミルクを与える
生後2週間の子猫は、まだ歯が生えていないので離乳食やドライフードは食べられません。そのため、ミルクを飲ませてあげる必要があります。
ミルクを与えるために用意するべきアイテムは以下です。
- 子猫用の哺乳瓶
- 粉ミルクor液体のミルク(必ず子猫用を選ぶ)
生後2週間の子猫はお皿からまだミルクを飲めないので、哺乳瓶で飲ませてあげましょう。
ミルクの量と与える時間
ミルクは、1日60~70mlを3~4時間おきに与えます。
生後 | 体重の目安 | ミルクの量 (1日) | 1回のミルク量 (分ける回数) |
---|---|---|---|
1週目 | 80g~250g | 40~60ml | 5~8ml 8回 |
2週目 | 250g~400g | 60~70ml | 10~12ml 6回 |
3週目 | 350g~500g | 70~85ml | 12~14ml 6回 |
4週目 | 500g~700g | 90~100ml | 22~25ml 4回 |
猫用のミルクは、子猫用~シニア用まで種類がたくさんあります。必要な栄養素が違うため、必ず「子猫用ミルク」を選んでください。
子猫用とシニア用、成分が違うから注意してね♪
シニア用と間違えないように「子猫用のミルクだけ」をまとめた記事も、ぜひ参考にしてください。
初めてのミルクは、なかなか上手く飲んでくれなくて悩むこともあります。ミルクの飲ませ方のコツが知りたい人は、以下の記事を参考にしてください。
\私が使っていたミルクと哺乳瓶はこれ/
母猫の代わりに排泄をさせる
子猫が自力で排泄できるようになるのは、生後3週目~4週目です。それまでは、排泄も手伝ってあげる必要があります。
やわらかい布やペット用ウエットティッシュ、ぬるま湯を用意します。
布をぬるま湯で湿らせて、陰部を軽くトントンとしたり上下に優しくさすって刺激してあげてください。
排泄の手伝いは、ミルクを飲ませる前と後の2回行います。
ミルク前の排泄は、ミルクを飲まない原因解消になります。ミルク後は、ゆっくり寝てもらうために必要です。
排泄させないと、ミルクを飲んでくれなかったり、寝ずに鳴いていた経験があったよ!
私の場合、うんちを全然してくれなくて苦労しました。病院につれていって原因を教えてもらったことがあります。
うんちをしてくれない場合は、以下の記事を参考にしてください。
生後2週間の子猫の体重、大きさはどれくらい?
生後2週間の子猫の正常体重は250g~400gで、両手にのるくらいの小さな体です。
生後 | 体重の目安 |
---|---|
1週目 | 80g~250g |
2週目 | 250g~400g |
3週目 | 350g~500g |
4週目 | 500g~700g |
子猫は1日に10g以上成長していきます。生後1ヶ月になるまでの体重の変化は大きいため、毎日計量と記録をしておきましょう。
記録していたら、異常に早く気付いてあげられるよ!
栄養価の高い子猫用のミルクを与えているのに、下記に当てはまる場合は病気の可能性もあるのですぐに病院へ連れていってください。
- 体重が10g以上(大幅に)増えている。
- 体重が全く変わらない。
- 体重が逆に減っている。
1番の成長期に、体重が減っているのはおかしいよ💦すぐ病院にいってあげてね。
生後2週間の子猫の行動は?
生後2週間の子猫の行動は、寝床でモゾモゾと動く程度です。ミルク、排泄時間以外はほぼ眠っていました。
以下は生後2週間の子猫が、我が家に来た日の動画です。
生後3週間近くなるとすこしずつ歩き始めるので、危険を避けるためキャリーバックやケージに入れて育ててくださいね。
生後2週間の子猫ならキャリーバックで充分な大きさです。病院などの移動時に必要になるので、1つは持っておきましょう!
成猫になっても使いやすい、キャリーバックを選ぶのがオススメだよ♬私は、リュックとキャスター付きを使ってます!
生後2週間の子猫は留守番できる?
生後2週間の子猫が留守番できる時間は、2時間~3時間です。この時期は、3~4時間おきにミルクを飲ませてあげる必要があるからです。
留守番ではなく、子猫が寝ている間に少し外出するくらいと考えておきましょう。
僕は、6時間寝る子だったんだ。子猫によって、ミルクを欲しがる時間は違うよ!
だいすけは、6時間全く起きない子猫だったので、私は職場にお願いして4時間で帰るように調整していました。
長時間の外出をするなら、必ずミルクや排泄をしてくれる協力者にお願いしてくださいね。
いつから子猫は留守番できるかを知りたい人は、以下の記事も参考にしてください。