愛猫を亡くした苦しさから、どう立ち直ればいい?
愛猫を我が子として育てるなみへーです。
愛する猫が亡くなってしまったら辛くて苦しい気持ちがわかります。
私も中学生の時に、我が家に迎えた子猫が「1歳半の若さ」で突然亡くなりました。
初めて迎えた子猫の名は「ミル」。
やんちゃな男の子で我が家がはじめて迎えた子猫です。
生まれつき体が弱く、風邪をひき鼻水を出していました。
亡くなる1週間前に、家族1人1人の布団に入り、「最後の思い出」と「ぬくもり」をくれた愛おしい子です。
愛猫を亡くした苦しさから、立ち直れないときは、無理に立ち直ろうとしないほうがいいです。
本記事では、私たち家族が「愛するはじめての子猫」を亡くした悲しさから、立ち直れた体験談をお話します。
天国にいる愛猫ちゃんを安心させてあげられるように、あなたの辛い気持ちが、少しでも楽になりますように。
【ペットロス】乗り越えるためにたくさん泣く
ペットロスの症状を和らげて、乗り越えていくためにはたくさん泣いてください。
悲しい気持ちは吐き出すとほんの少しずつでも和らいでいきます。
何もやる気がしない、体が動かなくて、学校や仕事に行けないのは悲しくて心に余裕がない証拠です。
無理をせず心の中の悲しみを吐き出すほうが大切です。
私も体が動かず、たくさん涙を流しました。
無理に乗り越えようとすると余計につらくなります。
私は、泣いて疲れ果てて眠り、気持ちを整理していきました。
涙が枯れるまで泣く
苦しくてつらいですが、愛猫ちゃんとの思い出を思い出して、沢山泣いて下さい。
沢山泣くと悲しい気持ちは少しづつ外に出ていきます。
心に溜めないで吐き出すことで痛みは和らいでくものです。
僕たちは辛くて何もできなくなるほど愛されたことが嬉しいんだよ。
横になって泣く
横になりながら、沢山泣いていたら疲れていつの間にか眠っています。
全く眠っていないと「少しでも寝てよ~」とお空の猫ちゃんは心配してしまいますね。
猫ちゃんの可愛かった思い出、顔や声、ぬくもりを思い出していっぱい泣いて眠ってください。
そばにいなくても、思い出せるのは、心に生きているから。
いっぱい思い出してくれたら、嬉しい。
【ペットロス】乗り越えるために言葉で吐き出す
ペットロスの症状を乗り越えるためには、言葉で悲しみを吐き出すことも大切です。
誰かと話すこともしんどい状態ですが、1人でいるより誰かに話したほうが少し楽になれたりします。
思い出と感情を人に話す
信頼できる人に、猫ちゃんとの思い出や自分の感情を話してみてください。
同じペットを亡くした悲しみが分かる人や、思い出を共有した人と話すことをおすすめします。
私は「ミル」がお空へいった時に家族とたくさん話をしました。
写真を見たり動画見て話します。
『この時私のご飯狙ってたよね。』
『面白い恰好で寝てるなぁ…、可愛い顔だなぁ…』
思い出を言葉に出すと、気付けることがあります。
それは一緒にいて楽しくて、愛おしくて、幸せな思い出しかないことです。
気持ちを分かってくれない人とは話さない
親しい人でもペットロスのつらさや、自分の悲しい気持ちを分かってくれない人とは、今は話すのを辞めましょう。
たとえ同じように愛猫を亡くしてしまった人でも、それぞれの感情は違います。
傷つけてくる人とは話さず距離をおく
ペットロスに理解がなく、傷つけてくる人は距離をおき、関わらない方がいいです。
『ペットが亡くなったらくらいで…。』という人もいますが、苦しんでる人にかける言葉ではないので、離れてください。
私もこんなに悲しんでいる私が、おかしいのだろうか?
と傷つき落ち込んだことがあります。
ずっと一緒に生活していた猫ちゃんが、居ないことは悲しくなって当たり前です。
そんなに苦しんでいるのにさらに苦しい思いをする人とは今は距離をおきましょ。
まずは、悲しい気持ちを吐き出して愛猫ちゃんが亡くなってしまった事実を受け入れてまた笑えるようになることが、愛猫ちゃんの幸せです。
お葬式をする
愛猫ちゃんがお空で幸せに暮らすため、自分が立ち直るためにお葬式をしてあげるのはとてもいい事です。
私もメルが亡くなった時お葬式をしました。
火葬前に小さな式場で最後のお別れ。
棺桶代わりのバスケットにお花や好きだったもの、家族写真とお手紙をいれて
沢山キスして、沢山撫でて、ありがとうを伝えました。
その後火葬場へ
もう顔を見れなくなる、触れられなくなる。
本当はずっと傍にそのまま居てほしい。
無理な願いをぐっと耐えて、お別れをしました。
メル20年間本当に沢山の思い出をありがとう。
その後家族で骨を拾い骨壺に。
体はもうないけど、幸せにお空に行ってくれた気がしました。
お葬式をした事でメルの死と向き合い気持ちの整理ができたと思います。
新しい猫ちゃんを迎える
愛猫ちゃんが居なくなった悲しみから抜け出す一番の方法は新しい猫ちゃんを迎える事で
す。
もうこんな辛い思いをしたくない…。
あの子の代わりなんていない…。
そう思われる人の方が多いと思います。
でもね、ずっと悲しんでいる飼い主さんをお空からみている愛猫ちゃんは
早くまた笑っている飼い主さんを見たいと思っているはずです。
私が初めての愛猫ミルを無くした時、本当に体が動かなくて学校を休んでいました。
当時は携帯はありましたが、カメラ機能もなく写真は使い捨てカメラ。
ミルを撮ったカメラの写真がどうしてもみたくなって、現像をしに久々に外に出ました。
【私が中学3年の時は写真は写真屋さんに行ってプリントしてもらわないと見れなかったんです。】
向かっている途中、私に近づいて泣きまくる猫ちゃんに出会います。
自転車を止めて、抱きかかえて家に連れて帰ると…。
亡くなったミルの餌を食べて【まだ置きっぱなしでした。】お気に入りだったソファーの端っこ、亡くなる直前までそこに居たミルの場所で眠りだしました。
『この子はミルの生まれ変わりだ‼戻ってきたんだ‼』
本当は生まれ変わりではないかもしれないけど、また我が家に笑顔が戻ってきたんです。
もしかしたらミルが私たちのために出会わせてくれたのかもしれませんね。
その日から我が家の一員になったメルは20年私たちの成長を見守ってくれました。
私たち家族はメルが我が家にきた事で悲しい気持ちから立ち直れました。
寂しさを埋める為に新しい猫ちゃんを迎えようという考えじゃなく、
また同じように新しい猫ちゃんを愛して、自分を取り戻して笑ってください。
時間が立てば立ち直っていけるかもしれないけど、愛猫ちゃんを思い出す頻度も減ります。
新しい猫ちゃんとの生活の中で『あの子みたいだな。』『あの子とちがうなぁ』と思い出す瞬間があります。
思い出せる事=心の中で生き続けているんだと私は思います。
悲しみから抜け出せない方は新しい猫ちゃんを迎えることを考えてみてほしいです。
最後に何度でも伝えたい事
大切な我が子を失った苦しみは本当に深いものです。
どうしても体が動かない時は無理をしないでほしい。
心は一度完全に壊れると戻すのに時間がかかります。
自分を責めないで。心の中にずーっと我が子を生き続けさせてあげて下さい。
また笑える日が必ずきます‼
その時にお空の愛猫ちゃんも一緒に笑ってくれてる。
私はそう信じています。
最後まで読んでくれてありがとうございました。