- 生後3週間の子猫の食事は、何を与えたらいい?
- トイレは、いつ頃から自力でできる?
- 生後3週間の子猫の大きさや特徴を知りたい。
生後3週間の子猫は、目が見えるようになり少しづつ歩き始めます。ミルクから離乳食への切り替え、トイレの練習を開始する大切な時期です。
- ミルクを与えながら、離乳食へ切り替えの練習をする
- 自力でトイレを出来るように練習する
- 体温調節はまだできないので、暖かい寝床を用意する
- 歯が生え始めるので、噛み癖をしつける
- スキンシップをたくさんとる
生後2週間の子猫を2匹育てた経験がある なみへーです。
生後3週目から、食事やトイレの練習を始めるといいですよ!すぐには成功しないけど、出来るようになった時の喜びは絶大です♡
この記事では、生後3週間の子猫の「育て方のコツ」「体重や行動などの特徴」を私の経験を踏まえて紹介します。
読んでいただくと、生後3週間の子猫に必要な情報が分かりますよ。
子猫を育てるために必要なアイテムをまだ揃えていないなら、以下の記事も参考にしてください。
~このブログに登場する我が子~
生後3週間の子猫を育てるポイント
生後3週間の子猫は、まだ体温調節や食事、排泄のお手伝いが必要です。ただし、食事と排泄の練習を徐々に始める時期になります。
以下の育て方を参考に、徐々に練習できることから始めてみてください。
- ミルクを与える
- 離乳食へ切り替えの練習をする
- 自力でトイレを出来るように練習する
- 暖かい寝床を用意する(体温調節はまだできない)
- 噛み癖のしつけをする(歯が生え始めるため)
- スキンシップをたくさんとる
ミルクを与える
生後3週間の子猫は、歯が生え始める時期なのでまだドライフードは食べられません。そのため、ミルクを飲ませてあげる必要があります。
ミルクを与えるために用意するべきアイテムは以下です。
- 子猫用の哺乳瓶
- 粉ミルクor液体のミルク(必ず子猫用を選ぶ)
生後3週間の子猫は、お皿からまだミルクを飲めません。哺乳瓶で飲ませてあげましょう。
ミルクの量と与える時間
ミルクは、1日70~85mlを3~4時間おきに与えます。
生後 | 体重の目安 | ミルクの量 (1日) | 1回のミルク量 (分ける回数) |
---|---|---|---|
1週目 | 80g~250g | 40~60ml | 5~8ml 8回 |
2週目 | 250g~400g | 60~70ml | 10~12ml 6回 |
3週目 | 350g~500g | 70~85ml | 12~14ml 6回 |
4週目 | 500g~700g | 90~100ml | 22~25ml 4回 |
猫用のミルクは、子猫用~シニア用まで種類がたくさんあります。子猫と成猫では、必要な栄養素が違うため、必ず「子猫用ミルク」を選んでください。
シニア用と間違えないように「子猫用のミルクだけ」まとめた記事を参考にしてね♪
初めてのミルクは、なかなか上手く飲んでくれなくて悩むこともあります。ミルクの飲ませ方のコツが知りたい人は、以下の記事を参考にしてください。
\私が使っていたミルクと哺乳瓶はこちら/
離乳食へ切り替えの練習をする
子猫の歯が生え始める生後3~4週間頃です。歯が生え始めていたら、離乳食へ切り替えの練習を始めていきましょう。
- 子猫用の離乳食を用意する
- ミルクを与えながら練習する
- いきなりお皿で与えない
子猫用の離乳食を用意する
離乳食には、子猫用とシニア用があります。子猫に必要な栄養成分が違うため、必ず子猫用を選びましょう。私が調べた結果、市販の離乳食は19種類ありました。
子猫の好みの味を探せば早く離乳食に切り替えられるよ!
私個人のオススメですが市販ではなく、ドライフードをふやかして離乳食を作り与える方法もあります。
良い点
- ドライフードへの切り替えが楽になる
- 価格が安く済む
イマイチな点
- ふやかすための時間がかかる
- 好みの味は選べない
離乳食の時期は短いため、今後のドライフードの味を覚えてもらえるメリットを私は重要視しました!
おかげで、ドライフードへの移行がかなりスムーズだったよ!
ただ、ふやかす時間が長いから手間はかかるね。
私が実践した離乳食をドライフードで作る方法は、以下の記事で紹介しています。
ミルクを与えながら練習する
歯が生えたからといって、いきなり離乳食のみに切り替えはできません。(子猫により異なります。)
「お皿から食べる、飲む」ことをまだ知らないので、ミルクを与えながらお皿から食事をできるように練習しましょう。
わが子は、初めての離乳食に顔を突っ込んで、食べず鼻が離乳食まみれでした💦
お皿から良い匂いはするけど、どうやって食べるのか分からなかったんだ…。
- 離乳食をスプーンにのせて匂いを覚えてもらう
- 口にしたら、徐々にミルクを減らす
- お皿に入れて食べるか様子をみる
上記のステップを踏んでわが子は、生後1ヶ月でお皿から離乳食を食べられるようになりました。
離乳食の練習の詳しいステップもぜひ参考にしてください♬
自力でトイレを出来るように練習する
子猫が自力で排泄できるようになるのは、生後3週目~4週目です。排泄の手伝いをしながら、トイレを教えていきましょう!
- トイレ本体の準備と設置
- 子猫のトイレサインを観察する
- サインが見えたら、トイレに連れていく
- トイレ砂に慣れるまで、排泄物を放置して匂いをつける
- トイレ内で排泄できたら、褒める
子猫用のトイレを準備する
排泄させないと、ミルクを飲んでくれなかったり、寝ずに鳴いていた経験があったよ!
私の場合、うんちを全然してくれなくて苦労しました。病院につれていって原因を教えてもらったことがあります。
うんちをしてくれない場合は、以下の記事を参考にしてください。
暖かい寝床を用意する
生後2週間の子猫は、体温調節が自力で出来ません。体温調節ができるようになるのは、生後1ヶ月からです。
そのため、暖かくて安心できる寝床づくりが重要です。ベストな寝床を作るポイントは、以下の3つです。
- 熱すぎず、寒すぎない35度前後を保つ
- 暖かい場所と熱さから逃げる場所を作ってあげる
- 暖房器具やカイロを使う場合は、直接子猫の体に当たらないようにする
私は上記の画像のように猫ベッドにタオルを敷き詰め、カイロやお湯を入れたペットボトルをベッドに入れて寝床の保温をしていました。
子猫には、ドーム型の猫ベッドを用意してあげるのがいいよ!大きくなっても使えるサイズがいいね♬
寝床の詳しい作り方は、こちらの記事で紹介しています↓
噛み癖のしつけをする
生後3週間頃から、小さな歯が生えて飼い主さんの手を噛むようになってきます。兄弟がいない場合、この頃からしつけをしておかないと噛み癖が付いてしまうので注意してください。
可愛くて放置していると手も傷だらけに💦
後々しつけが大変だったよ💦
子猫の噛み癖のしつけには主に以下の方法があります。
- おもちゃにすり替える
- 子猫から離れる
- 水をかける作戦
- 子猫を噛み返す
- 短い言葉、低い声で叱る
- 噛まれた指を口にいれる
私は、全ての方法を試しました。1番効果がある噛み癖しつけ法は「おもちゃにすり替える方法」でした。
噛み癖のしつけ方法は、以下の記事で詳しく説明しています。
スキンシップをたくさんとる
子猫は、生後3週間頃から自力で出来ることが増えて、いろんなことを覚えていく社会化期に入ります。この時期に母親、父親としてたくさんスキンシップをとりましょう!
猫と一緒に寝るのが夢だった私♡毎日子猫、だいすけが眠るまで、抱っこして心臓の音を聞かせていたよ!大きくなってからも私の腕枕で寝てます♡
今後一緒に猫ちゃんと眠りたい人は、心臓の音を聞かせながら眠らせてみてください!
猫は自由気ままと言いますが、与えた分以上のたくさんの愛情をくれますよ。
生後3週間の子猫の体重や大きさはどれくらい?
生後3週間の子猫の正常体重は350g~500gで、両手にのるくらいの小さな体です。
生後 | 体重の目安 |
---|---|
1週目 | 80g~250g |
2週目 | 250g~400g |
3週目 | 350g~500g |
4週目 | 500g~700g |
子猫は1日に10g以上成長していきます。生後1ヶ月になるまでの体重の変化は大きいため、毎日計量と記録をしておきましょう。
記録していたら、異常に早く気付いてあげられるよ!
栄養価の高い子猫用のミルクを与えているのに、下記に当てはまる場合は病気の可能性もあるのですぐに病院へ連れていってください。
- 体重が10g以上(大幅に)増えている。
- 体重が全く変わらない。
- 体重が逆に減っている。
1番の成長期に、体重が減っているのはおかしいよ💦すぐ病院にいってあげてね。
生後3週間の子猫の行動は?
生後3週間の子猫の行動は、徐々に活発に動きます。早い子は、離乳食への移行、排泄も自力でできる時期です。
すこしずつ歩き始めたら、危険を避けるためキャリーバックやケージに入れて育ててくださいね。
生後3週間の子猫ならキャリーバックで充分な大きさです。病院などの移動時に必要になるので、1つは持っておきましょう!
成猫になっても使いやすい、キャリーバックを選ぶのがオススメだよ♬私は、リュックとキャスター付きを使ってます!
生後3週間の子猫は留守番できる?
生後3週間の子猫が留守番できる時間は、4時間ほどです。この時期は、3~4時間おきにミルクや離乳食を与えたり、排泄もまだ手伝う必要があるからです。
留守番ではなく、子猫が寝ている間に少し外出するくらいと考えておきましょう。
僕は、6時間寝る子だったんだ。子猫によって、6時間までは大丈夫かもしれないね。
だいすけは、6時間全く起きない子猫だったので、私は職場にお願いして4時間で帰るように調整していました。
長時間の外出をするなら、必ず食事や排泄をしてくれる協力者にお願いしてくださいね。
いつから子猫は留守番できるかを知りたい人は、以下の記事も参考にしてください。