2匹の愛猫と暮らすなみへーです。
食欲がでないよー。
しんどくて動く元気がでないよー。
猫ちゃんの異変時、ワクチンなどの健康診断、猫ちゃんとのお別れの時…。
猫ちゃんと暮らしていたら必ずお世話になる動物病院。
いい病院を選んであげるには悪い病院の実態も知っておいてほしいです。
今回は私たち家族が体験した悲しくて腹立たしい病院の体験をお話しします。
愛猫ちゃんに何かあった時、1つの病院だけで判断してしまわない事!!
最後まで読んでいただけたら、嬉しいです。
我が家が初めて迎えた猫ちゃんミル
私が中学2年生の春。
妹が小さい子猫を連れて帰ってきました。
母はペットを飼う事に反対でしたが、『この子を飼いたい。』と
騒ぐ私達の勢いと小さくて可愛いその子の姿に心奪われたのでしょう。
初めての愛猫【ミル】が家族の一員になりました。
ミルはよく猫風邪を引いてしまう少し体の弱い男の子でしたが、
皆のご飯を狙ったり、タコひもが好きでひもを追い掛け走り回る姿が可愛かった。
そんなミルが1歳を過ぎたころ、早すぎる悲しいお別れの時が訪れます。
体調を崩して病院へ
ある日、突然元気がなくなり、いつも寝ているソファーから動かなくなったミル。
あまりにも様子がおかしいので、病院に連れていくことに。
とりあえず様子をみてください。
病院に連れて行くとそのお医者さんは『とりあえず家で様子を見て下さい』と言われました。
初めての猫ちゃん、スマホもない時代、どうしたらいいのか分からない私達家族は様子を見ることに。
様子を見るといっても何も出来る事はありません。
お医者さん動物のプロがそう言っているんだから大丈夫。
私たちはそう思ってしまったんです。
今の私がもしそこにいたら、
本当にこのまま何もしなくて大丈夫??
違う病院にも連れていってみよう
疑問と別の選択を考えているでしょう。
容態が急変
受験生だった私はミルが心配でしたが、塾に行かないといけませんでした。
勉強も手につかず塾が終わったら急いで家に帰ります。
家に帰ると、ソファーで眠っているミルの姿がありません。
私がいない間に容体が急変したらしく、病院に連れていくと、『危険な状態なので病院で預かる』と言われたそうです。
どうか無事に帰ってきてほしい。
家族全員が同じ気持ちで願いました。
家族が揃うまで生きてくれたミル
私が帰ってきて間もなく電話が鳴りました。
こんな時間の電話…落ちる母の声。
私は内容を聞く前に泣き叫びその後の夜の記憶は今でも覚えていません。
私の人生で初めての永遠のお別れでした。
今では、ミルは私の塾が終わるまで、家族がみんなが揃うまで頑張って生きていてくれたんだと思っています。
【初めてのお別れ】動物病院の最悪な対応
次の日、天国へ行ってしまったメルに会いに病院に向かいました。
そこで目にしたのは段ボールの中でまるで眠っているようなミルの姿でした。
段ボールに入れられていた理由
ただ眠っているだけに見えるミルにみんなで話しかけて、悲しみました。
先生は優しい対応で『辛いでしょうから、お好きなだけご一緒に居てあげてください。』
優しい先生だとその時は思ったのを覚えています。
当時本当に何も知らなくて、病院側が供養してくれると言うのでお願いすることに。
最後のお別れをして、病院を出ました。
辛くてしばらく病院の前に居ると診察室の窓が開いて、何個か積み上げられた段ボールの箱の上に新しい段ボールの箱が投げ捨てられるかのように乱雑に投げ置かれたんです。
ミルが入れられていた箱じゃない?
開けてみると中にはミルが居ました。
まるでゴミが入った箱を捨てるように愛猫が扱われ怒りがとまりません。
病院に戻り自分たちで連れて帰るとミルを返してもらいました。
あの時の怒りの気持ちは忘れられません。
いい病院の思いやりのある対応
こんな嫌な体験をして、動物病院を選ぶ大切さ知り
ミルの後に我が家に来た愛猫メルは思いやりのある病院で最後見てもらいました。
20歳の高齢で連れて行った時すでに亡くなっていましたが、他の待っている方にお断りして先に診察してくれて、最後にお花をくれました。
お医者さんも私たちと同じ人間なので、猫ちゃんの言葉が分かるわけではない。
間違った判断の時もあるでしょう。
でもいい病院は私たちと同じように動物を愛し、辛い時に同じ気持ちになってくれる知識がある病院だと思います。
体験から学んだこと
当時スマホもまだなかった為何の知識もない私たち家族。
何も知らないから悪い病院の実態を知れたのは事実です。
知っていればもしかしたら助けられた命だったのかもしれないと後悔もします。
あの時の私に、もう少し知っていることがあれば、違う病院でも見てもらう方法をとる事ができたと思います。
ミルが教えてくれた事は忘れません。
そして、同じことが起きないように愛猫2匹を育てていこうと思います。
最後まで読んでくれてありがとうございました。